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シリコンバレー訪問6:弁護士

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Stanford大学近くのPage Mill Rdというところに行きました。

Stanford大学近くというと、VCが集積しているSand Hill Rdが有名ですが、こちらもHP本社があったり弁護士事務所が多かったり重要な事業スポットのようです。

弁護士の方とLunch

※もちろん私の主観も含めます。

人がやらないことをしないと意味が無い

常に日本人がいないところを目指されたとのこと。
これは非常に共感しました。私も日本人がいない・少ない場所を求めて就活をしていたので、それを地でいかれる人は尊敬します。
おそらく想像以上のご苦労があったと伺いますが・・・

そもそも弁護士は言葉の仕事だから外国人は難しい。

これが苦労の最も大きかった点と伺えました。事務所もほとんどがネイティブとのこと。
ネイティブでも難しい言葉のやり取りを、外国人がやるのは無理だ、とも言われていたそうです。

ただ日本から世界に飛び立つ企業が増えて欲しいので、こっちにいる日本人弁護士も必要だと思った。

他にいないから自分がやるしかない、ということだと思います。
「誰かやるべき」ことを自分がやっているというのが、それこそ社会貢献なんだと実感。
社会貢献というワードが付かない社会貢献こそ、本物なのではないでしょうか。

経営者と一緒に経営戦略を考えたりする。

例えば、戦略的提携といった場合のとき、間に弁護士が介在することも多々あるそうです。
特に日本企業が進出してきた場合、”現地語”がしゃべれないと交渉事なんてもってのほかなので、間に入って交渉ごとを進めていくと。
これは日本の弁護士にはあまり無い仕事かもしれませんね。

結婚について。

既にご結婚されていて一緒にこちらに来られたそうです。
特に日本人男性の場合、結婚相手は日本国内で出合った人というパターンが多く、海外に出るときどう折り合いをつけるかが問題になってくると思いますが、結局「理解のある奥さんを選べ」、ということなんでしょうね。

日本でも弁護士の方とはほとんどお会いする機会が無いので新鮮でした。

ただ、日本に対する危機感を強くもたれている方だったので、もっと日本の危機へのアプローチについて議論できればよかった・・・と後から後悔。

この後暇だったので、Sand Hill Rdをうろうろしました。
てかどれも別荘みたいなオフィスです。でかい。

加えてPaul GrahamのY Combinatorに行きました。
誰もいなかったので、勝手に中に入ったら奥のロボ工房でヒゲの人が仕事中。
話しかけて「あなたはスタッフか?」「投資先の人々はどうしてるのか?」等聞いてみたのですが、後からこの人はY Combinator自体のパートナーの方、Trevor Blackwell氏だったと分かりビビりました。
かなりの重鎮に失礼な・・・

y_combinator.png


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